11月30日(土)東京国際フォーラム ホールAで『その冬、風が吹く PREMIUM LIVE SHOW』が開催され、主人公オ・ス役のチョ・インソンと弟分パク・ジンソン役のキム・ボムが揃って来日し、集まった3,000人のファンと楽しい時間を過ごしました。


8年振りにドラマにカムバックした韓流スター チョ・インソンと韓国を代表する美人女優ソン・ヘギョが共演し、数々のムーブメントを巻き起こした話題のドラマ『その冬、風が吹く』。日本でもTBSテレビ「韓流セレクト」での放送をきっかけにテレビ放送は全国へ拡大。9月3日からスタートしたDVDレンタルはTSUTAYA週間ランキング(アジアTVドラマ部門)初登場1位~4位を独占するなど、この冬、感動の波が拡がっている。そんなファンの熱い要望に応えイベントが開催されました。
オープニングステージはGUMMY。感動の最終話の映像が終わるとともにステージには大きな満開の桜の木が現れ、粉雪が舞う中、ドラマ挿入歌「雪花」を切ない歌声で歌い上げ、会場は一気にドラマの世界に引き込まれイベントがスタートしました。
MCの掛け声と共に登場したチョ・インソンとキム・ボム。なぜか後ろ向きで登場した二人に会場は大爆笑。しかし二人が正面に向き直ると笑いから大歓声に変わりました。
チョ・インソン:久しぶりにドラマが放映され皆さんに会うことができて本当に嬉しく思います。
キム・ボム:今日はたくさんの方が会場に来て下さり、久しぶりに皆さんに会えて嬉しいです。今日は楽しい時間をお過ごしください。
MCから「衣装が二人とも千鳥格子ですね」と言われると、「ペアルックです!格子模様は韓国では寝る前に着る服なんです。それで彼に何を着る?と聞いて今日はこの衣装にしました。韓国の最新トレンドですよ!!」と茶目っ気たっぷりな表情で冗談を言うチョ・インソン。その後も「日本には昨日飛行機で来ました。船だと時間がかかるからね。機長さんのコンディションが悪かったのか、いつもより10分遅れの到着でした」と終始笑いをとり会場を沸かせます。キム・ボムもそれに合わせコメントする姿に二人の仲の良さが伝わってきました。
「心に残った感動のシーン」のコーナーではテーマをアクション、涙、愛の3つに分け映像を観ながらのトーク。
アクションシーンについては
チョ・インソン:僕は痛いのが嫌いです。全身を使うので体の節々が痛みます。正直アクションシーンはあまり好きではありません。簡単に銃で撃ったりするのは好きです(笑)。足が長いので持ち上げるのが大変なんですよ。
キム・ボム:大勢と戦うのはとても大変でした。僕は足が短いので1対1なら大丈夫です(笑)
大勢を相手にするアクションシーンは複雑な動作がたくさんあり、それを記憶しているキム・ボムはとても頭が良いと語るチョ・インソンに笑顔でピースサインをする可愛らしいキム・ボム。


アクションシーンとラブシーンはどちらが得意かと聞かれると「ラブシーンはドラマの出演を決める時の重要な決め手になります。僕がこのドラマの出演を決めたのはソン・ヘギョさんとキスシーンがあると聞いたからですよ」とユーモアたっぷりに語るチョ・インソン。 それに対してキム・ボムは「今日は先輩からいいことを学びました。アクションシーンは体で表現できますが、ラブシーンは感情や複雑な要素を表現しなければいけないので難しいです」


涙のシーンについては
チョ・インソン:涙を流すのはとても大変なことで、緊張もするし集中しなければならず、とても多くの感情を込めなくては演技できません。今後はもっとサラッとした淡白な悲しみを表現していきたいです。
キム・ボム:チョ・インソン先輩の演技をみて、あんな風にいろんな感情を込めて流す涙があるんだと考えさせられました。
愛のシーン 最終話の話題を呼んだラストシーンの解釈については
キム・ボム:韓国でも放送後に話題になりましたし、たくさんの質問を受けました。作品というのは観ている人の解釈によってさまざまなエンディングになると思います。それぞれの心の中、記憶の中に長く残るエンディングであってほしいです。
チョ・インソン:以下同文です(笑)。最高!!
キム・ボム:実はコメントの学校に通いました(笑)
二人の息の合ったやり取りに度々笑いが起こるトークコーナーでした。
つづいて再びGUMMYのステージ。「ごめんね」「信じてる」の2曲を披露。


イベント後半ではなんと二人が客席から登場!近くのファンと握手し、大歓声の中ステージへ。
そして次のコーナーでは「答えてちょうだい」と題して会場のファンのもとへ直接二人が質問を受けに行くという大興奮の企画。


二人が会場を練り歩くと悲鳴と歓声で会場全体が熱狂!選ばれたファンも二人のあまりの格好よさに言葉がでなかったり、泣き出してしまうファンがいたり、またチョ・インソンがファンが座っている椅子の肘掛けに座るなど、近距離で二人をみれるとあってすごい盛り上がりを見せました。
「私が主人公」のコーナーでは、抽選で選ばれた6名がドラマの名場面を再現。 おんぶをするシーンでは「ヨン変わったね。前はこうじゃなかった気がする」と笑わせたチョ・インソン。キム・ボムは毛布に隠れてキスをするシーン。他にも写メを撮ったり、料理をしている後ろから抱きしめるシーンなど、あまりの接近ぶりに会場からは終始悲鳴があがっていました。
つづいてはThe Oneが登場。「愛よ」、「その男」を披露。 「人の声が世界でなぜ一番美しいのか知っていますか?自分が自分の声を響かせて出す音が歌声です。だから最も美しい声なんです。歌や音楽は耳で聞くのではなく、心で聞くものです」と語り、『その冬、風が吹く』の主題歌「冬の愛」を歌いました。


最後のコーナーはプレゼント抽選会。二人のサイン入りDVD BOX、フォトエッセイ、劇中でオ・スが身に着けていた鈴のブレスレット、ジンソンのネックレスが発表され、キム・ボムが会場へプレゼントを持ってみせると、チョ・インソンが「皆さん、もうすぐタイムリミットが近づいてきています。画面の下に連絡先が出ています。お早目にお電話ください。残り時間はあと僅かです」とテレビショッピングのマネをする一幕も。
MCから普段からチョ・インソンはこんなに面白いのかと質問されると、「普段はもっとスゴイです」と答えるキム・ボム。笑いあふれるプレゼント抽選会になりました。
最後に二人から挨拶。
キム・ボム:久しぶりに日本に来ましたが、温かく迎えてくださりありがとうございました。そして今日はドラマのOST曲と共に皆さんと楽しい時間を過ごすことができました。 撮影当時のことを思い出しました。当時の色んな気持ちや記憶が色々と蘇ってきました。 今回でプロモーションは最後となりますが、もし皆さんがこのドラマを愛してくださったら、またこのような機会が持てるかもしれません。これからもたくさん応援してください。
チョ・インソン:今日は僕にとっても、ボム君にとっても、ドラマを愛してくださった皆さんと一緒に過ごす楽しいイベントの時間だったので、僕もちょっとふざけすぎちゃったかなぁという気がしますが、皆さん広い気持ちでご理解ください(笑)。 作品を終えるたびに改めて視聴者の皆さん、観客の皆さんがとても大切な存在に感じられます。そして韓国ではなく、こうして海外で、日本でドラマを観て愛していただけるという事は本当に大きな祝福だと感じます。ボム君も僕も素敵な今日の思い出を胸に留めて韓国に戻りたいと思います。先程ボム君が言ったように皆さんがドラマをたくさん応援してくだされば、またお目にかかれる機会があると思います。もしそれが叶わなければ、僕たちそれぞれ個人的にファンミーティングを通じてまた皆さんにお会いしたいと思います。
参考までに、僕は来年3月にファンミーティングをする予定です(笑)。その時はまた懐かしい皆さんとお会いできると思います。
終始笑いの絶えない楽しいイベントで二人のファンに対する温かい気持ちが伝わってきました。
■DVD情報 「その冬、風が吹く」ノーカット版
DVD-BOX1&2 全2巻発売中 各¥15,960(税込)
発売元:ポニーキャニオン・TBS
原作:龍居由佳里「愛なんていらねえよ、夏」(TBS)


■「その冬、風が吹く」フォトエッセイ
サイズ:A4 ページ数:220頁 ¥3,990(税込)