10月5・6日、アーロンの初来日コンサート「AARON YAN INSOMNIA JAPAN CONCERT」がSHIBUYA-AXで行われました。


アーロンはレモンイエローのスーツ姿でステージに登場。まずは「比寂寞更寂寞」「寂寞寂寞就好」「自然醒」を披露、ステージを左右に歩きながら、さっそく会場のムードを盛り上げました。
「皆さん、こんにちは。今日もライブを楽しんで素晴らしい思い出を作ってください」と挨拶し、歌った「原來」ではバイオリンの奏でるメロディーが響き渡り会場の雰囲気は一変、アーロンの切なくも甘い歌声に会場中が酔いしれました。
「続いて歌う3曲は大好きな曲。それぞれ愛について歌っている曲ですが、皆さんも恋愛したことあるよね?恋をするとドキドキして心の痛みを覚える。愛情には縁もあるから難しいこともあるけど、僕は皆さんとずっと一緒にいます」と話し「Someone Like You」「我最親愛的」を、そして続く「Boyfriend」ではラッキーなファンをステージにあげて歌うというサプライズも!アーロンがファンの肩に手をおくと会場からは「キャーッ!」という悲鳴が…。さらに目を見つめ、頭を引き寄せ、最後はハグ。その度に会場から上がる悲鳴は大きくなっていきました。


トークでは「以前、秋頃にプライベートで日本に来た時、雪が降らないかと思っていたらひとひらの雪が僕のところに降ってきたんだ。でも友達に電話をしたら降っていないって。雪が降ったのは本当だよ!その日の雪はきっと僕のためだけに降ったんだ。この真相はきっとこの世を離れるまで謎のまま。天に召されるときに神父様に聞いてみるよ」と不思議なエピソードを披露。さらに飛輪海のセカンドアルバムプロモーション中にお祖父さんが亡くなったものの、そのことを知らされず最期に会うことができなかったというエピソードでは、「亡くなった知らせを受けたら僕が仕事に集中できなくなることをスタッフが気遣ってくれたんです。残念なことではあるけれど、仕事に費やせたことは幸せなことだとも思う。幸せはつかみ取る物だと思っているから、皆も今をしっかりと掌握し幸せをつかみ取ってほしい」と語りました。
また「ずっと僕を応援してくれてありがとう」と、ファンへの感謝の気持ちを述べたかと思うと、「僕はこれまで簡単な日本語しか喋れなかったけれど、今もまだ簡単な日本語しか喋れません…(声をひそめて)倍返しだ」と言って会場の笑いを誘う一幕もありました。
これまでに影響を受けた曲「她説」「記得」「沙灘」をメドレーで披露。「月曜日になると朝起きたくないと思うでしょう?鏡を見て自分に対して“TRY”と言ってみてください。自分を勇気づけるいい方法なんだよ。右手を自分の心にあてて語りかけてみて。自分で自分の心に話すことはあまりないかもしれない。でもこれはとても有効だから、この方法をぜひ覚えてください。ちょっとウーズンみたいなこと言ったかな(笑)」と話して「TRY」、最後は「僕をただのアイドルとして見るのではなく友達だと思って。日常生活の中で感じることを分かち合いたい。僕が皆さんを暖めてあげたいと思っています。皆さんの毎日が記念日になりますように」と話して「紀念日(日本語)」を歌いました。


アンコールでは「これからもアルバムをリリースして日本に来たいと思っています。最後は僕を次のステップにつなげる曲です」と話して「下一個我(日本語)」、さらにダブルアンコールで「世界に一つだけの花」を歌ってコンサートは幕を閉じました。
自身のバラード曲を中心に、英語曲や影響を受けた曲など全19曲を熱唱。アーロンらしさが感じられる温かいコンサートとなりました。

SET LIST
01. 比寂寞更寂寞
02. 寂寞寂寞就好
03. 自然醒
04. 原來
05. Some one like you
06. 我最親愛的
07. Boyfriend
08. I don’t believe you+可能你還愛我
09. 逾時不候的永恆
10. 被忘錄
11. 她説+記得+沙灘
12. Try
13. 紀念日(日本語)
14. 換我陪妳
15. 愛的就是你
16. 下一個我(日本語)
17. 世界に一つだけの花

AARON 日本公式ファンクラブ
http://www.asiastarclub.jp/aaron