ドラマ『女の香り』『甘い人生』『マイガール』などの作品で日本のみならず、アジア各国で幅広い人気を集めている韓国を代表する俳優イ・ドンウクが、9月14日(土)なかのZEROホールにて東京では2年ぶりのファンミーティングを開催しました。


シックな黒のスーツに身を包んで登場したイ・ドンウク。その佇まいはうっとりするほど美しく大人の雰囲気に会場からは思わずため息が出るほど。
「やっと東京でファンミーティングを開くことができ、皆さんと会えて嬉しく思っています。実は誰も来てくれないのではと心配していましたが、こんなに沢山の方々が来てくれて本当に嬉しいです」と挨拶すると、会場からは割れんばかりの拍手が巻き起こりました。
フォトタイムでは舞台を左右に移動するイ・ドンウクに会場からは「オッパこっち向いて、かっこいい!」という声が。「ファンの皆さんが歓迎してくれているのが伝わりました」と嬉しそうに語った。
ここから椅子に座ってのトークコーナー
Q:今年4月に開催された大阪のファンミーティングではヒゲを伸ばしていましたが
A:その時はドラマ『天命』の撮影をしていたのでヒゲを伸ばしていましたが撮影後すぐに剃りました。ヒゲを毎日剃るのが面倒なので伸ばす方が楽だなと思いましたが、女性にあまり評判が良くなかったので剃りました。それにヒゲがあると老けて見えるので、剃って若返ろうと思ったのですが、思ったほど若返ってないなと感じています(笑)
Q:東京にはいつ到着しましたか?
A:昨日両親と共に来日し、一緒に観光をして美味しいものを食べました。この会場にも来ています。
Q:買物もしたとスタッフから聞きましたが
A:ドラマ『天命』で娘役だったキム・ユビンさんの登校用カバンを買いました。
Q:日本では何を食べましたか?
A:つけめんを食べました。東京にはもう3回以上来ているので沢山美味しい物を食べました。もし時間があったらもう一度北海道に行ってみたいです。
Q:『天命』時代劇について
A:時代劇は撮影までの準備もあり思った以上に大変でした。ちょうど夏の撮影だったのでカツラをかぶっての撮影はとても暑かったです。また、アクションシーンでは6回落馬するなど危険な目にも遭いました。
Q:次回作について
A:まだ決まっていませんが、次回は皆さんが大好きなロマンチックコメディをやってみたいと思っています。
次にイ・ドンウクがファンの皆さんへ韓国語を教えるコーナー。
色紙に「風邪に気をつけてください(カムギチョシマセヨ)」と書いたところ予期せぬ言葉に会場からはどよめきが。「今は季節の変わり目なので、免疫力が下がらないよう体に気をつけてという意味で書きました」と以前医師役を演じただけあり、ファンへの気遣いをみせていました。
次にイ・ドンウクのサイン入りボールをキャッチしたラッキーな3人のファンが舞台に上がり、直接質問ができるというコーナー。選ばれたファン一人ひとりの名前を呼ぶイ・ドンウク。ユニークなファッションチェックまで飛び出しファンも大興奮!
Q:理想の女性は?
A:特にないですが、話の合う人が好きです。
Q:一番好きなお母さんの手料理は?
A:母の料理は何でも好きですが、豚カルビやキムチチムが好きです。自分自身は料理はしません。
Q:『女の香り』のカン・ジウク役について
A:面倒くさがりやで人生に対して意欲的でないところが似ているかもしれません。(慌てて)でも今はとても楽しいです!一人でいる時の話です。家にいる時は壁のようにジッとしています。
次のコーナーは『シンデレラを探せ!』と題し、イ・ドンウクが好きな女性の条件を出していき、全てに当てはまったファンを2名選ぶというもの。肩より長いストレートヘア、カバンにハンカチが入っている、アクセサリーは少なめ、背のあまり高くない人、色白でニキビのない人、携帯の待ち受け画面がイ・ドンウクの人など。また、ウェッジソールを履いている女性については、まるで階段の一部を持ってきたようで魅力を感じないのでNGだそうです。


難関を突破した2名はドラマのシーンをイ・ドンウクと再現できるという夢のような企画に感激の様子。緊張しているファンに対して「重要なことは演技がどれだけ上手かということで、やりたいかどうかではありません。選ばれてしまったので結果はどうであれ、やるしかないです」とSっ気たっぷりにファンを諭すイ・ドンウク。ファンも意を決して『天命』の親子の再会シーン、『女の香り』の告白シーンをそれぞれ熱演していました。
続いて衣装替えをしたイ・ドンウクはなんと会場後方から登場。ファンへキャンディーを配りながら練り歩くというサプライズに会場が一気に盛り上がりました。ステージにはカウンターバーが用意され、イ・ドンウクがバーテンダーに扮し、ファンへ手作りのカクテルを振る舞うというコーナー。


ジャケットを脱ぎ、シェーカーを振る姿にファンもうっとり。オレンジジュースとパイナップルジュースがベースのカクテル「シンデレラ」でファンと乾杯。ところが思った味と違ったようで、顔を歪めるイ・ドンウクに会場は大爆笑。「誰かのためにカクテルを作ったのは初めての経験でしたがまずくて申し訳なかったです。ただ一言いっておくとカクテルのレシピは僕が用意したのではなく事務所です。次回は自分でレシピを用意したいと思います」と笑いを誘っていました。
ファンミーティングも佳境に入ったところでイ・ドンウクからファンの皆さんへメッセージが伝えられました。


「やっと僕と皆さんだけの時間となりました。以前は手紙を読んでいたのですが、前回の大阪のファンミーティングから自分の伝えたいことをお話するという形にしました。その方が今の気持ちを伝えられると思ったからです。ドラマ『天命』は思ったより良い結果が得られませんでした。自分が期待した結果が出ず、共演者やスタッフに申し訳なく思っています。でも皆さんが見なくて良いという訳ではありませんよ。今は次回作の準備をしているところです。早く皆さんと良い作品でお会いしたいと思っています。東京での2年ぶりのファンミーティングは久しぶりのせいか雰囲気がとても良いですね。自分も30代半ばに差しかかってきました。皆さんとできるだけ沢山会って一緒の時間を過ごせるよう努力していきたいと思います。なぜなら自分が40代、50代になった時には人気がないかもしれないから今のうちに楽しんでおきたいと思いました(笑)。今日は僕の公式ファンクラブが創設されるということでとても嬉しく思っています。これからもずっと応援してください」
と今の気持ちを率直に語ってくれました。
最後にファンへ歌のプレゼントとして「出発」を披露。優しい歌声で会場のファンを魅了しました。
ファンミーティング終了後、一人ひとりと握手をかわし笑顔で接するイ・ドンウク。クールな大人の雰囲気とシャイな少年の部分を持ち合わせたチャーミングな彼の魅力満載のイベントでした。

イ・ドンウク ジャパンオフィシャルファンクラブ
http://www.dongwook.jp/

■韓国俳優 イ・ドンウク プロフィール
生年月日:1981年11月6日
身長:184cm 体重:72kg
学歴:中部大学校言論放送芸術学科
趣味:音楽鑑賞
特技:スポーツ(バスケットボール、スノーボード、合気道等)
デビュー:ベスト劇場「道の外にも世界はある」(1999)
ドラマ:「天命」(2013)「乱暴なロマンス」(12)「女の香り」(11)「パートナー」「甘い人生」(08)「マイガール」(06)「ハノイの花嫁」(05)「島の村の先生」「拝啓、ご両親様」(04)「酒の国」(03)「Loving You」「まじめに生きろ」(02)「純情」(01)「コルベンイ」「秘密」(00)「学校2」「学校3」「道の外にも世界はある」(1999)
映画:「テンジャン(味噌)」(2009)「その男の本198ペ
ージ」(08)「最強ロマンス」(07)「アラン(阿娘)」(06)
芸能番組:「強心臓」MC
CF:「Cass」「グリーンジョイ」「JESPER」「リトマス」「ボリョン製薬」「ノンシム」他
MV:「金東律REPLAY」「ジョジョ たんぽぽ」監督兼主演」「スホ 不在中電話」「JED 愛の森で道に迷う」他
受賞:2012年SBS演技大賞新人MC賞、ベストカップル賞、2011年SBS演技大賞男性最優秀演技賞、2001年SBS演技大賞ニュースター賞ほか