今年5月、正規アルバム9集『CONTINUUM』で5年ぶりのカムバックを果たしたFly to the Skyのファニが、6月29日、品川ステラボールでファンミーティング「2014 HWANHEE FANMEETING～復活～」を開催しました。


OPENING VIDEOの映像が流れ、続いて「チュグルコンバンガタ（死にそうだ）」のイントロとともにファニがステージに姿を現すと、会場からは大歓声が！会場を圧倒する歌声でイベントスタートから一気にファニワールドへ！


「こんにちは。ファニです。皆さん、お元気でしたか？　去年皆さんに会ってから早いもので7カ月も過ぎてしまいました。皆さん、寂しくなかったですか？　私もすごく寂しかったです。韓国では5年ぶりにFly to the Skyとしてカムバックし様々な音楽チャートやテレビ番組で1位をいただきました。これは全部皆さんのおかげです。本当にありがとうございます。今日、最後まで楽しんでいただけるように頑張りますので楽しんでください」と長い挨拶を日本語で話し終えると、フーッと息を吐いて一安心！　少し余裕の表情を見せると、ドラマ『ベートーベン・ウィルス』OSTの収録曲「ネ　サラム（僕の人）」を披露。


司会から久しぶりのファンミーティングのステージで2曲歌い終えた感想を聞かれたファニでしたが、「久しぶりのファンミーティングに来ていただいてありがとうございます。最初の挨拶を慣れていない日本語でしてしまいました。本当に申し訳ありません。今、韓国で活動中のため日本語の勉強が追いついていないんです。皆さんにはご了承いただければと思います」と日本語の挨拶を心配している様子。会場から「ケンチャナヨ！」と声がかかると「大丈夫ですか？」と嬉しそうに笑顔を見せ、「あ～、日本の女の子はビューティフルです！（笑）」と会場を沸かせました。
まずは当日会場で募集したファンからの質問コーナー。「僕はなんでも答えます。隠し事はありません。結婚もしていないですし、彼女もいませんので隠す必要がありません」というファニの言葉に会場からは「ええ～～！！」という疑いの声が。
Q：ブライアンさんと一緒のステージを早く見たいのですが、いつになりますか？
A：韓国で５年ぶりにカムバックして活動中です。ソウルと地方都市でのコンサートの予定があります。日本でも計画を立てていますのでもう少しだけ待っていてください。
Q：どんな味のワインが好きですか？
A：ワインはとても好きで、ワインセラーも買ったんです。でもワインでビジネスをしている友達がそのワインセラーを持って行ってしまったんです。ワインセラーを取られて以来あまりワインを飲んでいないのですが、渋いものより甘い方が好きです。白ワインよりレッドワインが好きです。
Q：日本語の練習はしていますか？
A：以前軍隊にいた時は日本語の勉強をしていたのですが、最近はアルバムの準備に集中していたので勉強はできずにいました。でももう少し待っていただければ、皆さんと会話ができるくらいにはしたいと思っています。（日本語で）韓国で忙しい……（他に言葉が出てこなかった様子で）すみません（笑）
Q：落ち込んだ時に復活する方法を教えてください。
A：僕は歌を聴いたり運動をしたりします。（通訳の日本語を真似て「僕は…」と話し出すも続かず「…and sports」と英語になってしまい、会場爆笑）
Q：最近、泣きそうになるほど感激したことはなんですか？
A：１位をいただいたことも感激しました。それ以外にFly to the Skyのコンサートに沢山の方が来てくださったことにも感激しました。日本からも沢山の方が来てくださったんです。その時には感激しました。
Q：子どもは好きですか？
A：子どもと犬が好きです。甥っ子がまだ幼いのですが、僕のコンサートを見に来てくれて一緒にステージに立ったこともあります。将来は娘が欲しいです。お姫様のように育てたいです。外にも出さないし、彼氏も作らせません。宝石のように育てたいです。
Q：首を曲げるブライアンの真似をしてください。
A：（歌を歌ってモノマネを見せてくれたファニ。会場からは微妙な拍手が…）僕はブライアンのモノマネはそんなに得意じゃないんです。僕自身も歌っている時の表情があまりよくないので、僕の立場からブライアンの真似をしたり、からかったりはできません（笑）


続いて「ファニさんが選ぶのはどっち！？究極の選択」は二者択一でファニがどちらを選ぶかファンも一緒に考えるというコーナー。
Q：超能力が使えるならどっち？
　　A：時間を止める力
　　B：未来が見える力
ファニの選択は「A：時間を止める力」未来が見える力を持ってしまったら、先がわかってしまい今のように一生懸命生きていかず、おもしろくないと思います。時間を止めることができるのであれば、普段憎らしいと思っている人を叩きたいです。
Q：生活できるのはどっち？
　　A：電気のない生活
　　B：水道のない生活
ファニの選択は「A：電気のない生活」蝋燭を灯せばいいと思います。アロマキャンドルもあります。でも人間は水を飲まないと生きていけないですから。
Q：行くならどっちの世界？
　　A：米がない世界
　　B：麺がない世界
ファニの選択は「B：麺がない世界」お米が大好きというわけでもありませんが、麺がそれほど好きではありません。お米を食べてこそ歌を歌うことができるんです。
Q：なるならどっち？
　　A：絶対音感を持っている人
　　B：絶対味覚を持っている人
ファニの選択は「A：絶対音感を持っている人」
Q：一年間住むならどっち？
　　A：サハラ砂漠
　　B：南極
ファニの選択は「A：サハラ砂漠」僕は寒いのがあまり好きではありません。それにサハラ砂漠に行けば何かやることがありそうな気がします。南極も行ってみたいと思いますが、ペンギンや熊などの動物に噛まれるかもしれないと思って（笑）
ここで、ファニがプロデュースをするMYNAMEのメンバー、インスがスペシャルゲストとして登場！
通訳を介さず流暢な日本語で受け答えするインス。イベント開始から日本語を一生懸命話そうとしているファニの様子をどう思ったか聞かれると「はい～…もっと一緒に頑張ります。絶賛応援してください（笑）」という答えが。これにはファニも思わず苦笑いしていました。
初めてファニに会った時の印象について「オーラがすごくて、顔も小さい。あまり言葉が多くないのでちょっと怖かったけど、本当にカッコよかったです」とインスが話すと今度はファニが「インスに初めて会った時には、とても根性があって何かをやり遂げるだろうという印象を受けました。MYNAMEのメンバーはみんな頑張っていますが、その中でも特に成長し発展しようと一生懸命努力しているのがインス」とお互いに褒め合うふたり。
しぐさや行動が似ていて双子のようだとよく言われるそうで、インスがファニのモノマネを披露すると会場は大爆笑！　さらに一緒にお酒を飲んだ後ボーリングに行ったら酔っぱらってフラフラしていたことも暴露され、ファニはタジタジ。普段から仲の良い様子がうかがえるやり取りでした。
MYNAMEはどんなグループかと聞かれたファニは「様々なアイドルとは一線を画したミュージシャンとしての一面を持っていると見てもらえることが僕の目標です。僕の弟分だからということだけではなく、普段から一生懸命練習もしているし、作詞作曲もして努力をしています。そんな姿を見て僕も彼らを見捨てられない！と思っているんです」と語り、インスに「焦らないで一生懸命頑張って、MYNAMEが最高の日を迎えるその日まで一緒に頑張っていきましょう」と伝えると、インスも「MYNAMEの目標はファニさんとステージで一緒に歌うことなので、日本でも韓国でも頑張りますので応援してください」と話し、会場からは大きな拍手が沸き起こりました。
ここでインスが曲を披露することに。「僕、空気ちゃんと読めてますか？」と心配しながらも「ファニさんとFly to the Sky、そしてMYNAMEのことをたくさん応援してください。7月31日にはMYNAMEのファンミーティングもあるので時間がある人は来てください。韓国でのファニさんのコンサートもぜひ来てください」としっかりアピール。そして最近特に気に入っている曲だという「瞳を閉じて」を熱唱。ファニも大絶賛の歌声を披露しました。

続いて、Fly to the Skyとしての活動の写真を見ながらのトークコーナーへ。
「久しぶりのレコーディングだったので、最初は合わないかなということもありましたがブライアンとはこれまで15年も一緒にやってきたのですぐに息も合うようになりました」とレコーディング当時を振り返ったファニ。MV撮影は15年間の中で一番苦労したそうで、「５月の撮影だったのですが、雨に打たれてものすごく寒かったんです。ブライアンと殴り合うシーンでは体が凍えて思うように動かない状態で、ブライアンに手を踏まれてしまいました。すごく強く踏まれて、指が千切れるかと思いました（笑）」と大変だったからこそのおもしろエピソードも披露してくれました。


イベントもいよいよ終盤へ。
「時間が経つのが早いなと思います。いつも僕を日本に呼んでくださってありがとうございます。早く日本でもコンサートをしたいです。良い歌と良い活動で皆さんの応援に応えたいと思っています。ありがとうございます」と話し、昨年歌ってファンに好評だったという「蕾」、そして「カスム　アパド（胸痛くても）」を披露。会場中がファニの歌声に酔いしれました。


アンコールではFly to the Skyの「SEA OF LOVE」で会場が総立ちになって大盛り上がり。そして「いつも僕が日本に来るたびに応援してくれて感謝しています。最後の曲は皆さんが一緒に歌いたいと選んでくださった曲です。僕が初めて出演したドラマ『オーバー・ザ・レインボー』のOSTから「Tomorrow」です」と曲紹介すると、会場からは大歓声が！　イベントの終了を惜しむように、ファンとともに熱唱し、この日のイベントの幕は閉じました。


イベント終了後に行われたハイタッチ会では、ハイタッチとは言いながらもゆっくりとファンと視線を合わせるようにして交流を楽しんだファニ。この日彼は何度も「日本でもFly to the Skyのコンサートをやりたい」と話していました。ふたりのステージを日本で見られる日が待ち遠しいですね。
HWANHEE JAPANOFFICIAL FANCLUB
http://www.hwanheesoul.jp/