ドラマ『応答せよ1994』『九家の書』、映画『尚衣院』『情報提供者』など、さまざまな分野で実力を発揮し、韓国で人気上昇中のユ・ヨンソク。現在Mnetにて放送中のバラエティ番組『花より青春』にも4月30日放送回(#7)から登場!そんなユ・ヨンソクのオフィシャルインタビューをお届けします!

― 俳優になりたいと思ったきっかけは何だったのですか?
小学校3年生の時、学芸会で初めて演劇をすることになり、舞台に立ちました。まだ小さかったけれど、観客の皆さんからもらった拍手がとても印象的だったんです。それから俳優になりたいと夢みるようになりました。
― デビューされてから12年経ちますが、今まで出演された作品を振り返ることがありますか?
今まで出演してきた作品を振り返ることはありませんが、例えば連休などにTVで映画を放送したり、ドラマを再放送したりするじゃないですか。それにケーブルテレビなどでもたまに放送されることがあるので、そんな時はやっぱり自分の出演した作品をみてしまいますね。
― 作品を選ぶとき、ドラマではこんなキャラクター、映画ならこんなキャラクターというふうに選択の基準がありますか?
個人的には、前作とはまた違ったイメージをお見せできる作品がいいですね。ジャンルに対してもいろいろ悩むところはありますが、何よりも作品ごとに新しい姿に挑戦することに楽しみとやりがいを感じるタイプです。


― ユ・ヨンソクさんといえば、やはり『応答せよ1994』でのキャラクターが根強く、記憶に新しいですが、『応答せよ1994』は、ユ・ヨンソクさんにとってどのような作品となりましたか?
所属事務所の先輩たちは、みんな口を揃えて「役者は30歳からがスタートだ」と言っています。『応答せよ1994』はその時期、まさに僕と一緒に歩んでくれた作品です。幸いなことに多くの方から愛されましたし、僕自身、俳優としてさらに一歩成長できる契機となりました。また、この作品が僕にとってさらに特別となったのは、出演者みんなが同じように出発し、一緒に成長することができたという点です。出演者それぞれの役者人生に大きな機会を与えてくれた作品であり、僕たちにとっては大きな意味のあるものになりました。
― 『応答せよ1994』の撮影中、現場で起こった楽しいエピソードがあれば、教えてください。
エピソードは本当にたくさんありますよ。特に現場で笑いを堪えることができなくて起こったハプニングが多かったですね。それでも同世代の仲間たちとの場面では、笑ってNGを出してしまってもまた撮り直せばよかったのですが、大先輩のソン・ドンイルさんとのシーンは本当に大変でした。とにかくアドリブが多いので、いつ、どんな演技が飛び出すかわからず、笑ってしまいそうで…。いつも緊張していました。特に一緒に食事をする場面の撮影は、みんながお互いに笑ってしまわないよう、一生懸命がんばっていました(笑)。
― バラエティ『ヒーリングキャンプ』では化粧品や家具を作ったり、写真を撮ったり、釣りや野球をしたりなど、多様な才能を披露されていましたね。また『花より青春』では、朝ごはんを準備したりと、まるでお母さんのように甲斐甲斐しく仲間の世話を焼かれていました。子どもの頃からそんな性格だったのですか? 軍隊に行って変わったことなどはあるのですか?
もともとどちらかと言えばきちんとした性格ではあるみたいですが、他の人に比べて厳格だったり、細かい性格だとは思ったことは一度もありません。でも、最近、周囲からそんな言葉をよく聞くようになり、改めて振り返ってみるとそういった部分が子どもの頃からあったのかもしれませんね。例えば子どもの頃からみんなを先導して何かをすることが多かったんです。そうしてみんなに喜んでもらうことにやりがいや幸せを感じていたんだと思います。それから、軍隊を経験して変わったこともあります。入隊前は授業に遅刻することもありましたし、落第点をとったこともありました。でも、運転兵士として服務しながら、自然と時間を守ることが習慣になったようです。それまでよりもきちんとした性格になりました。おかげで除隊後は大学で首席をとり、奨学金をもらえるほどになったので、良かったと思います。
― 4月20日から旅バラエティ『花より青春』がMnetで放送されています。『花より青春』でいきなりラオスを旅行することになったとき、どのような気持ちでしたか?
もともとどこかに旅行するときは、スケジュールを綿密に練ってから行動するタイプなのですが、『花より青春』では、ドッキリみたいにいきなり現地に行くことになり、正直最初は戸惑うこともたくさんありました。でもそんな旅だったからこそ、今までにはなかった経験ができて楽しかったです。楽しすぎて、俳優ユ・ヨンソクではなく、ひとりの青年、アン・ヨンソクとして幸せな時間を過ごせる、良い旅でした。『応答せよ1994』の撮影からずっと休んでなかったので、リフレッシュできる休暇をもらった気分でした。
― 『花より青春』では、『応答せよ1994』で共演したバロさん、ソン・ホジュンさんと一緒でしたね。ドラマの撮影ではなく、実際に一緒に旅行をしていかがでしたか?
バロとホジュンとは、以前から仲良しでしたが、今回の旅を通してさらに絆が深まりました。お互い知らなかったことをたくさん知ることができましたし、忘れられない楽しい思い出になりました。『花より青春』以降も2人とは時間を作っては会っています。お互いの仕事を応援するために現場に駆けつけることもありますし、本当に仲良しです。仕事を通して知り合い、こんなに仲良くなれるなんて、めったにないじゃないですか。特にホジュンとは同い年ですし、家も近所なので頻繁に会っていますね。お互いに悩みを相談し合うこともありますし…。


― 『花より青春』では、まるでお母さんみたいな存在でしたが、旅行中、一番記憶に残っているエピソードといえば?
韓国では普通、雨が降ったら雨粒を避けようとするじゃないですか。でも、ラオスはとても暑いので、雨がとてもありがたいんです。オフロード車を運転しながら泥水をかぶってしまったり、雨にぬれても、それがとても楽しいんです。韓国ではあまりしないことだからなおさらかもしれませんが、本当に楽しい思い出です。
― もし、『花より青春』のラオスのほかにどこか旅行するとしたら、どこに行って、どんな旅行をしてみたいですか?
日程が決められていて、ガイドさんが同行するツアーパックは、あまり僕のスタイルではありません。僕自身が旅行のスケジュールを決めるのなら問題ないのですが、誰かに決められたコースを計画通りに行き来するのは、意外と面倒なので…。もしバックパッカーのように自由に旅行をするなら、気軽にもう1泊追加したり、計画にはなかった場所に行ってみたりもできるじゃないですか。やっぱり直接行って、触れるのが旅の魅力ですよね。そういった意味で旅行は大好きです。行ってみたい場所といえば、まず日本ですね! 以前、家族で箱根に温泉旅行に行ったことは何度かあるのですが、とっても良かったのでまた日本に行きたいです。今度は大阪や福岡などまた別の地域に行ってみたいです。それから、アメリカにも行ってみたいです。みんな一度は行っている場所だと思うのですが、僕はまだ行ったことがないので、興味があります。実は親しい友人が住んでいるのですが、未だに会いに行けていません。
― 同じ所属事務所のキム・ボムさんとも仲良しだと伺いました。お互いに忙しくてなかなか会う機会もないかもしれませんが、会ったときはどのような会話をしているのですか?
僕たちは2人とも事務所の創立メンバーなので、縁も深いですね。以前は一緒によく会っていたので話す時間も多かったのですが、最近は忙しくてなかなか集まれませんね。それでも会えば、お互いのことを話したり、演技に対する悩みを話したりしています。
― 日本で公式ファンクラブが開設されましたね。ファンクラブを通してどのような姿を日本のファンの皆さんにお見せしたいですか?
実は今まで日本のファンの皆さんとお会いする機会があまり多くはなかったんです。そんな僕ですが、『花より青春』が日本で放送されることになり、時を同じくして日本にファンクラブもできて、新たな出会いにとてもときめいています。以前よりもさらに一歩ずつ、近い関係で皆さんとお会いできればと思っています。韓国でサイン会をしたり、ファンミーティングを開いたとき、日本のファンの皆さんもたくさん来てくださいましたが、これからはファンクラブという新しい出会いの場で皆さんとお会いできると思うと嬉しいですし、とても期待しています。
― 日本に来る機会があれば、どんなことをしてみたいですか? 食べたいもの、経験してみたいことなどがあれば教えてください。
札幌のように雪がたくさんある地域に行って、スキーを楽しみたいですね。太平洋沿岸でまぐろ釣りにも挑戦してみたいです。船に乗って海に乗り出し、釣った魚でお寿司を作って食べてみるとか? …(笑)。
― 最後に日本のファンの皆さんにメッセージをお願いします。
こんにちは。俳優ユ・ヨンソクです。日本のファンの皆さんとこれからもっともっとお近づきになれる機会ができて、とても喜んでいますし、期待で胸がいっぱいです。日本公式ファンクラブができたので、たくさん遊びにきてくださいね!

YOO YEONSEOK Japan Official Fanclub 
www.yoo-yeonseok.com

■入会特典
1)オリジナル会員証発行
2)BIRTHDAY CARD
3)オフィシャルファンクラブ壁紙ダウンロード
4)公式サイトの閲覧(貴重な映像、お写真など・・・)
5)主催イベントチケット先行
■ファンクラブ事務局
TEL:03-6380-3752(平日13:00~17:00)
E-mail:yooyeonseok.jp@gmail.com


ユ・ヨンソク出演バラエティ「花より青春」
Mnetにて放送中!

2014年 tvN / 全11回 / 各80分※回により変動あり / 字幕放送 / HD
本放送:(月)~(木)午前5:30~7:00 (回により開始時間に変更あり)
出演者:ユ・ヒヨル、イ・ジョク、ユン・サン、ユ・ヨンソク、ソン・ホジュン、バロ(B1A4)
※ユ・ヨンソク出演回は、4月30日(木)#7から
(C)CJ E&M Corporation, all rights reserved

Profile
YOO YEONSEOKユ・ヨンソク
生年月日: 1984年4月11日
身長: 183cm
体重: 73kg
血液型: A型
趣味/特技: 写真、野球、水泳 / テコンドー、ボクシング、ピアノ
学歴: 世宗大學校(Sejong University)大学院 映画芸術学科碩士
<Drama>
『メンドロントトッ』(MBC 2015)
『応答せよ 1994』(tvN 2013)
『九家の書~千年に一度の恋~』(MBC 2013)
『お母さんが何だって』(MBC 2012)
『おいしい人生』(2012 SBS)
『深夜病院~傷だらけの復讐~』(MBC 2011)
『かぼちゃの花の純情』(SBS 2011)
『ランニング~夢のその先に~』(MBC 2010)
『紅の魂~私の中のあなた~』(MBC 2009)
『MY DREAM』(SBS 2009)
『総合病院2』(MBC 2008)
<Movie>
『隠密な誘惑(原題)』(2015)
『ビューティー・インサイド(原題)』(2015)
『尚衣院』(2014)
『情報提供者』(2014)
『ファイ 悪魔に育てられた少年』(2013)
『全国のど自慢』(2013)
『私のオオカミ少年』(2012)
『建築学概論』(2012)
『18歳, 19歳』(2012)
『短い記憶』(2010)
『黄金時代』(2009)
『オールド・ボーイ』(2003)
<TV Variety>
『花より青春』(tvN 2014)