ファンが待ち望んでいたJYJのライブツアーがついに実現。『JYJ JAPAN DOME TOUR 2014 一期一会』は11月18日の東京ドームを皮切りに大阪、福岡、計6公演が行われ24万人を動員、大盛況のうちに幕を閉じました。2015年1月21日にはシングル『Wake me tonight』をリリースするJYJ。そこでドームツアーを目前に控えた11月17日に行われた記者会見の様子をお届け。写真とともに振り返りましょう。
司会の呼び込みで登場したJYJのメンバーは少し緊張した面持ち。それぞれが挨拶し、記者会見はスタートしました。


ジュンス:皆さん、こんにちは。ジュンスです。初めての記者さんもいるし、久しぶりに会う記者さんもいますが、今日は頑張っていい答えをしたいと思います。よろしくお願いします。
ジェジュン:ジェジュンです。すごい久しぶりの記者会見ですね。今日は沢山の方がいらしてくださってありがとうございます。よろしくお願いします。
ユチョン:こんにちは。ユチョンです。よろしくお願いします。




― 東京、大阪、福岡でドームツアーを開催することになりましたが、今の気持ちを教えてください。
ジェジュン:初めてのドームツアーですね。すごく緊張もしているし、その分ステージに期待もしていますが、長い時間待っていてくださったファンの方に会うのを楽しみにしています。
ジュンス:だいぶ同じなんですけど、久しぶりのステージだし、特にドームツアーは初めてなので僕たちも期待しているし、早く皆さんに会っていい思い出を作っていきたいです。
ユチョン:気持ちいいですね…なんか…ちょっと…空気がね、重い感じが(笑)
― 緊張感がありますね(笑)
ユチョン:そうですね、ありますね(笑)。日本でのツアーも久しぶりだし、今回のツアーから始まる日本での活動にもちょっと期待しています。早くファンの皆さんと会って今までできなかった話もしたいし、早くステージに立ちたいです。


― 今回のコンサートのコンセプトを教えてください。
ジュンス:今回のドームツアーのために日本の曲や新しい曲も用意しているし、JYJが毎回ステージに立つたびに大事にしているのはファンの皆さんとのコミュニケーションなので、それができるように用意しています。頑張るので沢山の応援よろしくお願いします。
ここからは記者からの質疑応答が行われました。
― ユチョンさんがこれからの日本活動に期待しているとおっしゃっていましたが、今発表できる具体的なことがあれば教えてください。
ユチョン:具体的に決まっていることはまだわからないのですが、とりあえずツアーで(日本を)回るのですが、その後日本での活動をやりたいという気持ちは三人みんな同じだと思うし、日本での活動ができるようになった状況…(なんだよね?とジェジュンに聞いて)なので、三人とも日本での活動に期待しているところなんですよ。すみません、日本語、久々で…(笑)




― シングルリリースが予定されていますが、どんな内容の曲でどんなコンセプトですか?またこのタイミングでシングルをリリースする理由を教えてください。
ジェジュン:この前韓国で発売したアルバムのタイトル曲の日本語バージョンで歌います。もう一曲が全く新しく、日本の作曲家の方から生まれた新曲です。明るくて爽やかな感じの曲です。


― 三人で来日されるのは久しぶりですが、コンサート以外に楽しみにしていること、食べたい物があれば教えてください。
ジェジュン:三人ともすごい庶民的な食べ物が特に好きなんですけど、カツ丼とかね、日本のラーメンとか好きなんですけど、昨日ちょうどメンバー同士で日本のラーメンを食べましたけど美味しかったですね。韓国にいる時にずっと言っていたのが、日本の文化の中で特に一番好きなのが和食ですね。食べたい、食べたいってずっと言っていて、日本に行ったらラーメン食べに行こうねっていう話を最初にした記憶があります。昨日食べました。ジュンスだけ昨日は食べられなかったですね。
ジュンス:食べたんですよ。
ジェジュン:食べたの?誰と食べたの?
ジュンス:家族
ジェジュン:な~んだよ!(笑)
ジュンス:はい、僕も昨日ラーメン食べました。美味しかったです。ラーメンと餃子と麻婆豆腐、全部食べました。
― ジュンスさんは大食家ですか?
ジュンス:はい。沢山食べちゃって、今、とんでもないです(笑)




― 来日された時、空港には沢山のファンがお迎えに来たと聞きました。ファンを見てどう思われましたか?また、『JUST US』というアルバムをもって今回のコンサートに臨まれると思います。皆さんそれぞれ音楽性が違う中で3曲意見が一致した曲があるというインタビューを拝見しました。それはどの曲ですか?
ジェジュン:空港に沢山の方が待っていてくださったのを見てビックリしました。普段よりも人数が多くてビックリしました。何人くらいでしたっけ?よくわかんないですけど。いつもより多かったですね、感謝してます。そして…ねえ、なんだっけその3曲。「Back Seat」と…「Baboboy」だ。それと「Creation」です。
― 日本のステージならではの新しく取り入れていることがあれば教えてください。また、最近覚えた日本語を教えてください。
ジェジュン:新しい日本語…みんな久しぶりに日本語使ってるから。僕も一年ぶりなんですよ。
― そんな風には全く感じられません(笑)
ジェジュン:コンサートでは新曲の発表があります。他は、みんなそれぞれ好きな日本の曲を歌う予定です…で、新しくなんか習った日本語あった?
ジュンス:いや、今は通訳なしで日本語で記者会見やるだけでもうギリギリなんで(会場笑)、ホント超頑張ってますけど。一昨日来たばっかりで新しい日本語はないんですけど…
― では好きな日本語を。
ジュンス:好きなのは「幽体離脱」です(会場笑)
ジェジュン:好きなのは…いっぱいありすぎて…でも僕は「すみません」という言葉が本当に好きです。失礼する時にも、ごめんなさいという時も、ありがとうございますという時にも、いつでも「すみません」て言えるじゃないですか。いい文化の言葉だと思います。
ユチョン:昔日本でデビューしたばかりの頃にずっと言っていた単語は柔らかいイメージを作るために「そよかぜ」って言ってたんですけど(笑)、今は「芋焼酎」とか「麦」とかそういうのが好きです。すみません(笑)


― 久しぶりに三人で活動して、ここが楽しいというところはありますか?今まで歌ってきた曲の中で好きな曲と思い出のある曲を教えてください。
ユチョン:三人でいるだけでも、もう楽しいね。
ジェジュン:楽しいね!
ユチョン:最近は韓国でもどこでも個人の仕事が多くてなかなか会えないんだけど、久々に会うとメンバーなのに有名人に初めて会った感じ。そのオーラが(笑)。会うだけでも楽しい。思い出の曲は「Rainy Blue」がずっと前から好きだった曲で今も聴いてます。
ジェジュン:今回のアジアツアーの時も久々に三人の活動をしていて嬉しかったんですけど、特に日本での公演は違う感じですよね。懐かしいねぇ。メンバーはずっと日本での、三人で立つステージを待ってたし、待っていてくれたファンの皆さんも多かったので…泣きたいくらい嬉しいです、今回の公演は。曲は前に三人でリリースしたCDがあったんですけど、ライブで歌ったあと一回も歌ったことがないので、それは残念だけど、その三人で歌った「いつだって君に」、いいですね。
ジュンス:一人で活動するのは責任感もいっぱいだし、プレッシャーもいっぱいですけど、(三人で活動すると)三分の一になるじゃないですか、その責任感もプレッシャーも。それで安心するのでホッとします。一番好きな曲は明日歌う新曲になるんじゃないかと思います。期待していてください。


― コンサートのタイトルに『一期一会』と入っていますが、今まで生きてきた中で「一期一会」だなと思った時を教えてください。
ジェジュン:難しいですね…僕の記憶の中だと、初めて武道館でライブができた時じゃないかと思います。日本でお客さんの前で初めて歌ったのは野外の70人くらいのお客さんの前で歌ったのが初めてだと思いますけれど、そこから始まって武道館のステージに立てた時にはみんな泣いたよね。忘れられないですね。
― 三人で活動してきた中で『一期一会』を感じたことはありますか?
ジェジュン:過去形ではなくて、明日と明後日が、これから記憶に残る瞬間になってほしいですね。
ジュンス:僕も同じで、初めての武道館のステージで最後の曲「PROUD」を歌った時が一番記憶に強く残っているし、明日ももっといい思い出を作りたいです。作ってほしいです。




― 三人の活動をずっと待っていたファンの方が沢山いらっしゃると思います。そのファンへの思い、メッセージをお願いします。
ジェジュン:本当に感謝しているのが、長い間日本で待っていてくださることです。本当に申し訳ないのが日本での活動は0%じゃないですか。なのにそんな中遠い距離でもずっと応援してくださるし、ライブを開催すれば忘れないで観に来てくださるのがありがたいと思います。家族や親って感じがしますね、ファンの皆さんって。条件のない愛が感じられるので。僕たちはファンの皆さんの愛を毎日毎日感じています。ありがとうございます。
ユチョン:空港で待ってくださっていたファンの皆さんを見て、皆さんの応援や愛があんなに強かったんだなって感じて感動をもらったし、日本で僕たち三人をずっと待っていたファンの皆さんがいるのに、なんで俺たち…ね…日本であんなに厳しかったのかっていうのもあるし…だから今回のツアーもすごく大事ですよ。今回のツアーで、これから始まる活動で、沢山皆さんと会って。会うだけでもすごく、それだけでも十分だと思います。ありがたいです。
ジュンス:日本に来るたびに、毎回感謝の気持ちがあります。三人は5年前に大きな変化があってから今までずっと一回もJYJとして番組にも出ていないし、日本ではアルバムやシングルも発売してないという状況なんですが、来るたびに感じるのはステージに立つことができるのがラッキーな三人じゃないかということです。五年間の間に日本でもドームやアリーナのステージには立っていたのですが、記者会見は今日が初めてですよね。今日から少しずつでも、どんどんいい状況になると僕も三人も希望をもらうことになりました。今日はありがとうございます。


― いよいよツアーがスタートします。今回初めて福岡に行かれますが、そのことへの意気込みを教えてください。またそれぞれのステージで“ここがオレの見どころだ!”とアピールする点があれば教えてください。
ジェジュン:こういう(質問への)答えが一番恥ずかしいですね。「オレの見どころだ」っていうところ…。三人のライブは、それぞれ好きなジャンルや音楽性が違っていろんなステージを見られるのがポイントです。例えばジュンスはダンスチューンの歌やR&Bのようなバラードが得意だし、ユチョンは静かなバラードやラップが得意で、僕はロックテイストなので、お客さんにとってはいろんなジャンルが混ざった面白い公演になるんじゃないかと思います。福岡…久しぶりですね。福岡行ったことある?
ジュンス:福岡は本当に久しぶりで、(福岡公演が)決まってみんな喜んでたんです。特に福岡の水炊きが好きで(会場笑)、福岡で水炊きが食べられるのも本当に楽しみだし、福岡のお客さんに会うのも初めてなので楽しみです。
ジェジュン:福岡初めてじゃないよ。
ジュンス:でも福岡ドームは初めてじゃない?いい時間になるんじゃないかと期待しています。
ユチョン:福岡は久しぶりだから期待しているんですけど、今回東京でも大阪でも福岡でも、ドームのステージに立つことができるだけでも感動ですね。ここから始まって、全国ツアーまでやりたいですね。




― もうすぐ2014年も終わりですが、どんな1年でしたか?
ユチョン:日本でのステージも久しぶりだし、三人での活動も久しぶりで、個人個人もすごく忙しかったのですが、今年は三人で活動することができるのが一番良かったんじゃないかなと思ってます、ね! 今の気持ちって、どのくらいワクワクしているのかうまく表現できないんですけど、日本で三人でライブができて、それだけでも今年はもう成功じゃないかなと思います。
ジェジュン:は~難しいな~。今年2014年は、個人の活動も一生懸命頑張っていたし、三人の活動もできて、どんな年よりも意味があった年だと思います。そして三年ぶりにCDを発売したのですが、個人の活動が多くて、好きな音楽が変わったらどうするのかなとか、レコーディングやステージの上でのチームワークも心配したんですが、逆にもっと良くなっている僕たちの姿が嬉しかったです。たぶん個人個人の活動を頑張って自分の好きなものをやりつつ、その中でそれぞれが成長してきたんじゃないかなと思います。
ジュンス:2014年はいろんなことがあったんですけど、一番重要なのは韓国で三年ぶりに新しいアルバムを発売したことと、そろそろ発売される日本での久しぶりのシングルの発売、明日から始まるドームツアーの初公演とか、全てが2014年はJYJの年で、忘れられない14年じゃないかと思うし、福岡まで最後まで頑張って無事に終わりたいです。



― 最後にファンの皆さんにメッセージをお願いします。
ジュンス:だいぶ同じなんですけれど、明日から始まるJYJのドーム公演を楽しみにしてくださって本当にありがとうございます。その分もっと頑張って皆さんにもらった期待にいい応えをできるように頑張りたいです。早くお会いしたいです。
ジェジュン:明日盛り上がっていきましょう! (記者に向かって)皆さんも明日の公演観にきますよね? え?来ないんですか?(行きますの声に)ありがとうございます。盛り上がっていきましょう。感動があって感嘆があって笑いも涙もある公演にしたいです。頑張ります。よろしくお願いします。
ユチョン:(司会から「ユチョンさん!」と声をかけられ)はいっ! 今回の記者会見、本当にありがとうございます。ドームツアーのあと、できれば昔みたいに雑誌とかラジオとか、やりたいですね…はい、このくらいです。すみません(笑)、ありがとうございます。


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