“古装美男(時代劇の似合うイケメン)”と称されるユアン・ホン、
ルビー・リンとの親密シーンに「キス程度なので大丈夫」と余裕なコメント

「岳飛伝」ルビー・リン(林心如)×「宮廷女官 若曦〈ジャクギ〉」ユアン・ホン(袁弘)の中国2大トップスター共演!中国史上最も美しい愛と謳われる、光武帝(劉秀)と光烈皇后(陰麗華)の珠玉のラブストーリー「秀麗伝~美しく賢后と帝の紡ぐ愛~」DVD-SET1&レンタルDVD Vol.1~6が、リリース中。DVDリリースを記念して、中国4000年の歴史上、最も優れた名君と呼ばれた光武帝を演じたユアン・ホンのインタビューが到着した。

「秀麗伝」は実在のヒロインを描いた華麗なる“皇后のサクセスストーリー”。ユアン・ホン演じる光武帝が語った有名な言葉【仕官するなら執金吾、妻を娶らば陰麗華】に謳われているように、彼を支え、中国史上最高の賢后の呼び声高い光烈皇后(陰麗華)。中国で今なお語り継がれている実話を基に、運命に翻弄されながらも強い信頼で結ばれた劉秀(光武帝)と陰麗華のラブストーリーは、時代を超えて熱い感動をもたらすことまちがいなし。“視聴率女王”ルビー・リンが愛に寄り添う美しきヒロインを熱演!そして、大ヒット中国時代劇「宮廷女官若曦〈ジャクギ〉」で第13皇子を演じ、多くの女性の心を鷲掴みにし、日本でもブレイクしたユアン・ホンが、光武帝の若き日から天下統一を成し遂げるまでを熱演している。そして、製作費およそ24億円を投入し、ルビー・リン率いるルビー・スタジオが3年の歳月をかけて作り上げた本作は、彼女が特注で作らせた1000着に及ぶ美しい漢服の数々、豪華刺繍や玉石を用いた髪飾りといった装飾品の他、歴史上有名な“昆陽の戦い”は10日間かけて撮影したというだけに、臨場感あふれるアクションも圧巻だ!

―「秀麗伝~美しき賢后と帝の紡ぐ愛~」への出演の決め手は何でしょうか?
本作を選んだのは、「少年神探狄仁杰」という作品でルビー・リンさんと共演して、もっと一緒に仕事をしてみたいと思ったからです。もう1つの理由としては、原作の「秀麗江山」という小説は非常に人気の作品で、多くの読者から愛されています。僕も劉秀(光武帝)という人物にとても興味がありました。この作品の最大の特色は、キャラクターの成長過程を描いたことでしょう。劉秀と陰麗華は若くして出会いました。その頃劉秀は一介の民で、太学で学び終えると実家で農業にいそしむ青年でした。その後、挙兵して将軍となり、王侯に封じられ、最後には権力の頂である皇帝の座まで上り詰めます。それまでの道のりにおいて、劉秀と陰麗華には様々な困難が襲い掛かりましたが、必死に2人で乗り越えてきたのです。劉秀には幼い頃から「妻を娶らば陰麗華」という夢がありました。僕が思うに、若い頃にある女性を娶りたいと望んでそれを実現するのは容易ではありません。しかも彼は最後には皇帝となり、自分が最も愛する女性を皇后に立てたのです。

―のち光武帝という偉大な人物を演じた感想は?
僕にとって劉秀(のちの光武帝)を演じることはとても喜びでした。なぜなら、それぞれの段階によって劉秀という人物像が違ってくるからです。登場したばかりの時は王者の風格など持ち合わせてはいませんが、人とは違ったオーラを放ちます。彼は普通の学生から奮起して万人を従える統領となりましたが、それは彼の知恵と忍耐によるもので、非常に重厚な役と言えるでしょう。さまざまなことが彼の身に起こり、喜びや悲しみ、血なまぐさい出来事も経験してきました。特に感情を込める芝居については、1日に2~3シーンあった場合、さすがに数時間休憩を挟んでほしいと監督にお願いしました。演技において一番消耗するのは体力ではなく、精神力なんです。心をほぐす必要がある時は、撮影のあと音楽を聞いたり自分の部屋で何か食べたりしてリラックスしていました(笑)。

―「妻を娶らば陰麗華」という名言からも、劉秀(光武帝)は非常に妻を愛していたのでしょうか?
単に妻を溺愛していただけではありません。2人は幼なじみであり、屈託のない子供同士が「将来必ず君と結婚する」と誓い、大人になって本当に結婚したというような関係です。本当にすごいですよ。

―三国志の曹操も憧れたと言われる“光武帝”のどの部分が、憧れるに値する人物だと思いますか?
第一に天下を志し、己の使命に対して、強い信念を持っていたこと。これは女性がとても好むでしょう。第二に心は善良で責任感を持たねばならないこと。劉秀が造反した理由は国と権力を奪いたいのではなく、民と天下のためでした。第三に一途であること。陰麗華に対する彼の愛は決して変わることがありませんでした。他の女性を娶ったのも国のために仕方がなかったのです。僕が思うに、劉秀が後漢の世を開くことができたのは、彼の内面的な性格と大いに関係があるでしょう。その人の性格によって成功するかが決まるのです。

―「宮廷女官 若曦(ジャクギ)」など多くの時代劇に出演されていますが、今回、「秀麗伝」の劉秀(光武帝)の演じ方はこれまでと違いましたか?
劉秀には皇帝になるまでの過程がありました。僕が以前演じたのは皇帝から生まれ、宮中で育った皇子です。でも劉秀は半分 庶民のようなものでした。皇帝の末裔だと言っても実際は遠い傍系です。漢では劉氏であれば基本的に皇帝の末裔とされていました。劉秀の家はあまり裕福ではなかったため、彼は長安の太学で学んでいた時は親戚を頼っていました。そして卒業後、実家に戻って田畑を耕し、その後 挙兵し勢力を広げていくのです。彼の成功は必死で勝ち取ったものでした。

―撮影中、苦労したシーンはありましたか?
撮影中はケガもし、骨折しそうになったこともありました。馬に乗って敵陣営に乗り込むシーンで、突然目の前の馬が止まったんですが、一瞬のことでコントロールできず、ぶつかってしまいました。幸い身につけていた刀が後ろから突進してきた馬を阻んでくれましたが、そうでなければ脚を折っていたでしょう。今、思い返すだけでもヒヤヒヤします。

―戦闘およびアクションシーンはいかがでしたか?
本作では戦のシーンがたくさんあります。「楊家将伝記 兄弟たちの乱世」や「射雕英雄伝」でもよく戦闘シーンがありましたが、今回は勝手が違いました。リアルに描かれており、武侠劇のような派手な描写はありません。僕は体を動かすことが好きなので、アクションシーンは大好きなんです。男性ですからね、戦うシーンはカッコよく映りたいです。毎日セリフばかりの演技だと退屈してしまいますよ(笑)。

―ユアン・ホンさんご自身と劉秀(光武帝)が似ている点、共感できる点はありますか?
人は複雑な生き物です。性格はみんな千差万別ですし、同じではありません。僕と劉秀もすごく違います。彼には帝王の心があり、野心があるだけでなく実際に多くのことを行いました。Weiboでファンの質問に答える時、「本当に皇后だった過珊彤(陰麗華の前の皇后)を愛したことはないのかと」大勢の人から聞かれました。愛していないのなら、なぜ彼女を娶り、あれほど多くの子供をもうけ、皇后に立てたのかと。確かに普通の人ならそんなことはしませんが、帝王の心を持つのであれば、結婚はすでに純粋なものではなく、権力を争う手段なのです。彼は政に生きる人物であり、最も複雑な環境に置かれています。僕たちのいる芸能界よりも何万倍も厳しい世界でしょう。権力のトップにいる人たちの争いですから、負ければ賊軍であり死を意味します。あれほどいろんなものを犠牲にするなんて僕にはできませんね。

―陰麗華役のルビー・リンさんとの共演はいかがでしたか。
「秀麗伝」で、ルビー・リンさんとは二度目の共演になりました。最初の共演は「少年神探狄仁傑」です。2人ともゲスト出演で、僕が李治を演じ、彼女が武媚娘(武則天)を演じました。普段の彼女は非常にかわいらしく、かつ率直で活発、ストレートな性格の女性です。しかし何度も接してみると、内面は非常に女性的で少女のような世界観を持っている人だと分かります。彼女のファンは、彼女がハロー・キティグッズが大好きだと知っているように、実はとてもメルヘンチックです。

―ルビー・リンさんとは随分と親しいようですが、親密なシーンを演じる時は恥ずかしくなかったですか?また、彼女に関するエピソードが他にあったら、教えてください。
ラブシーンは大丈夫でした。それほど恥ずかしいというレベルじゃありません。時代劇なので、せいぜいキスする程度ですから(笑)。
彼女に関して興味深かったのは、プロデューサーでもある彼女は僕が知る限り、一番みんなの食事に気を使ってくれたプロデューサーでした。僕たちが撮影しているかたわらで、彼女が用意したバーベキュー台があり、みんなで肉や海鮮などを買い、撮影待ちの間、俳優はみんなバーベキューを楽しんでいました。

―去年、ルビー・リンさんが結婚して人妻になりましたが、自分の“麗華”を奪ったウォレス・フォさんに何と言いたいですか?
僕からフォさんへのメッセージです。「“麗華”を頼みます。しっかり守ってあげてください。彼女は本当にすばらしい女性です。2人が永遠に幸せでありますように。」

―今後、挑戦してみたい役やジャンルがあれば教えてください。
軍人を演じてみたいです。おそらく「真正男子漢」(※)が影響したかもしれません。軍営での体験や、軍人たちに間近で接したこともあり、以前は彼らが何をしているか知りませんでしたが、あれから彼らの偉大さや任務の大変さ、どれだけ犠牲を払っているかを知りました。彼らに比べたら自分が本当にちっぽけだと感じますし、軍装など、本当にカッコいいです。ですから、とても演じてみたいと思っています。
※芸能人が実際に軍での生活を実体験する湖南衛視で放送されたリアリティー番組

「秀麗伝~美しき賢后と帝の紡ぐ愛~」
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DVD-SET2~4&レンタルDVD Vol.7~26 5 月以降毎月順次リリース
発売・販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント
DVD 公式サイト:http://kandera.jp/sp/shureiden/
予告編:https://youtu.be/t_1YXU21P-0
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