長編ドラマの女王パク・ソニョン主演で描く衝撃の復讐劇「嵐の女」が「ホームドラマチャンネル 韓流・時代劇・国内ドラマ」で10月から放送されます。このドラマでヒロインを陰ながら支え続ける完璧な王子様役で女性たちのハートをつかんだマクチャンドラマのプリンス、ヒョン・ウソンのオフィシャルインタビューをお届けします。

― 大ヒットドラマ『嵐の女』の内容を教えてください。
『嵐の女』は、夫を奪われ、娘を失った主婦が、“じっと耐えて生きているだけではダメだ”と決意することから展開されていくお話です。世の中を生きて行くのはとても大変で、ある意味、弱肉強食の世界じゃないですか。そのような世の中を“嵐”に例え、嵐の中に飛び込んでいく女性の姿を描いたドラマです。
― 今作の役柄を演じる上で、特別に準備されたことは?
監督からは、「カッコいい仕草で!」「優しく微笑んで」とよく言われていましたね。例えば、ただ「水、飲む?」って一言聞くだけでも、今作では、「お水、いかがですか?」という風に、ソフトで丁寧な言い方をしなければいけないのが難しかったですね。正直、ご覧になる方も、ぎこちなさを感じると思うんですよ。
“どうして、あんな演技なの?”って…。この、ぎこちなさを無くすために、普段も自然に振舞えるように役柄に意識して、一生懸命頑張りました。
― 撮影以外でも、丁寧な口調で過ごされたんですか?
下手したら、からかっているのかと思われるので、雰囲気を見て言っていました(笑)。親しい人には、そういう言い方では話せないので、初対面の人と話すときは意識していました。
― 劇中では、周囲の反対を押し切り、愛する人を一途に思う役柄ですが、実際のウソンさんの恋愛スタイルは?
似ている点も、異なる点もありますが、男性はみんな同じじゃないですかね?本当に愛する人なら、何をしても可愛く見えるし、何をしていても心配になりますし…。家に帰ったはずなのに、連絡がなかったり、電話しても出ないとなると、事故に遭ったんじゃないかと心配になるんですよ。そういった点は、誰もが同感すると思います。 “その人のために生きる存在になる”という感じかな?
― 今作では、陰から見守って、助けてあげる役柄ですが、ウソンさんは、陰から見守るタイプ?それとも、積極的に動くタイプ?
尽くしすぎると良くない気もするし、何もしないと仲が悪くなるので…。私は、少しだけ尽くしますね(笑)。例えば、陽射しが強い時に、日傘を差してあげたり…。でも、恋人でなくても、陽射しが強かったら、差してあげますよ(笑)。それと、陰から見守るのは、日常生活では難しいことですよね。恋愛は、会わないと始まらないですし…。それに、ドラマでは、危険な状況に遭遇したりすると、助けることもできますが、現実では、そういった状況があまりないですよね…。
― 今作の名場面の中で、特に記憶に残っているシーンはありますか?
一番、印象的だったのは、パク・ソニョンさんが子どもを失い、悲しんでいたシーンですね。本当に、演技が上手で、悲しみが伝わってきました。それと、ソニョンさんが紙ナフキンに、私の顔を描いてくれるシーンがあるんですが、本当に私の顔にそっくりだったんです。本当に、上手に描いてくださり、ソニョンさんにこんな特技があったんだなぁと思いましたね。
― 劇中で特に記憶に残っているセリフはありますか?
名セリフではなく、面白かったセリフなんですが、私が帰国するシーンで、見知らぬ女性から連絡先が書いてある紙ナフキンを差し出されるのですが、「私には、大切な紙ナフキンがあるんです」と言って、紙ナフキンを返すんです。それが可笑しくって…(笑)そのセリフを言った後、笑い顔がカメラに映らないように、顔を背けたんですが、私だけでなく、現場のみんなが笑ってました。私は、現場でよく笑ってしまうタイプなので、相手役の方を見るだけで笑ってしまい、監督に「笑わないように、他の場所を見ろ」って言われたりしました。特に、ソニョンさんとムヨン役のパク・ジュンヒョクさん、へビン役のコ・ウンミさんとのシーンでは、よく笑ってしまったので「笑うな」と怒られて…。本当に申し訳なかったです。
― 撮影は、真冬だったそうですが、寒さ対策などはされましたか?
寒さ対策は…、死ぬ気で頑張ることですね。カイロを8枚貼ったりもしたんですが、そのカイロは、暖かい場所でだけ熱くなるんですよ!軽くやけどを負ったのか、肌も赤くなっちゃって…。なのに、寒い場所に行くと、カイロも冷たくなって、ただ、服だけ膨らんでいる状態でした。車に戻ると、また熱くなって…。「これはカイロなのか?」という状態で貼っても貼らなくても同じでしたね。(笑)
― 140話というロングランでの撮影でしたが、大変だったことは?
正直言うと、大変だったことはあまりないんです。大変だったのはソニョンさんだと思います。雨に打たれるシーンもあったので…。寒さと闘うのは、簡単なことじゃないと思うんですよ。暖かい部屋にいて、撮影の時だけ外に出るんだから大丈夫でしょ?と思われてる方もいるかもしれませんが、朝からずっとマイナス10度の中で撮影していんです。外でずっと撮影していると、体が本当に氷のように冷たくなるんですよね。そんな状態で雨に当たると、弾丸を受けているかのように痛いので、本当に大変そうでした。
― 外での撮影は、寒さとの戦いだったんですね。
実は、私は後に弁護士になる役柄なんですが、入社後もほとんど、ダウンジャケットを着て過ごしていたんですよ。他の出演者の方々に、“お前、遊びに来たのか?”“お前だけダウンジャケット着るのか?脱げ!”って言われてましたね(笑)。他の皆さんは、薄着だったのに、私だけ厚着をしていたので今思うと、申し訳ないですね。あ…!そうだ!私たちが本当に嫌だった撮影場所がありました!ソニョンさん演じる、ジョンイムが家を出て、住み始めた古びたアパートなんですが、車の通りも多く、酔っ払った人が叫んでいたりする場所にあったんです。そこでの撮影は、一度に3~4時間かかるんです。しかも、そこは大粒の雪が降るんですよ。500円玉くらいのサイズのあんな大粒の雪は、本当に久しぶりに見ましたね。上半身のみの撮影で、色んな角度から撮影したんですが、角度を変えるたびに、雪のサイズが変わるんですよ。それを、また待たなければいけなかったり…。雪が止むのを待ち、やっと撮影に入れると思えば、車が来てクラクションを鳴らされたり、人が行き来したり、後ろで電話していたりして、撮影が中断されたりもしたんです。そこで撮影する時は、出演者、スタッフ、監督まで全員、作家に「お願いだからジョンイムを引越しさせてください」と言ってましたね(笑)。いつも、夜から朝日が昇るまで撮影でとても大変でした。
― ドラマ撮影中の面白かったエピソードはありますか?
ソニョンさんの旦那さん役のパク・ジュンヒョクさんは、本当に面白い方なんです。演技に入り込むタイプなんですが、喧嘩で争うシーンの時に、私の胸ぐらを掴まなければいけなかったんですが、顔すれすれに拳が飛んできて…。顔に1cm程度の傷ができて、血が出てしまったんです。「ジュンヒョクさん、落ち着いてください」て言ったら、“ごめん…。興奮してしまって…”って謝ってくださったのですが、私は、それが本当に面白かったですね(笑)
― ドラマ『嵐の女』の見どころについて教えてください。
『嵐の女』は、話の展開がとても早いドラマなので、ストレス解消になるドラマでじゃないかと思います。
私が登場するシーンなどは、少しもどかしかったりもするかもしれませんね。復讐をさせないように仕組んだりするので…。私が観ていても、もどかしかったので、視聴者の皆さんも同じ気持ちになるんじゃないかなと思います。でも、もどかしさがなかったら、ドラマがすぐに終わってしまうじゃないですか。早く終わらせようと思えば、電話一本で解決してしまうのがドラマなんです。なので、今作で私はドラマを終わらせないようにする“つっかい棒”的な存在です。そこに注目していただいても面白いかと思います。
― 今後、演じてみたい役柄は?
濃いキャラクターの役柄をやってみたいですね。今まで演じたことのあるような役柄ではなく、少し風変わりな人物だったり、普通の人と違う考えを持った人物を演じてみたいです。
― 最近はどのように過ごしていますか?
ドラマ『嵐の女』の撮影を終えてから、最近は友達とあったり、家族と山や海などへ旅行に行ったりして、オフ期間を過ごしています。
― イルイルドラマ(月~金放送のドラマ)皇太子、おば様方の大統領と 呼ばれていることに関してどう思われていますか?
それは違いますよ!私にも、学生のファンだっていますよ~!(笑)。どの年代の方でも私を応援してくださっていることは本当に嬉しいですね。でも、大統領ほどではないと思います。皆さんが愛してくださっているから、そういった呼び名が誕生したと思うので本当に感謝しています。
― おば様方の大統領としてウソンさんだけの魅力とは?
私は、野良猫にご飯をあげたくなるような…母性本能をくすぐる何かを持っているみたいです。
― ウソンさんだけの特別なファンサービスなどはありますか?
ファンサービスと言えるかは分からないですが…。私は、外食によく出かけるんですが、そこでファンの方に声をかけられると一緒に写真を撮ってあげたりしますね。お酒を飲んで、顔が赤い状態の時もあるんですが、そんな時でも一緒に撮ります。そんな親近感が私の魅力でもあるんだと思います。
― 最後に日本のファンの皆さんへメッセージをお願いします。
『嵐の女』では、もどかしいと思われる、役柄かもしれませんが、たくさん応援していただけると嬉しいです。『貴婦人』『カッコウの巣』『嵐の女』と、日本で立て続けに放送されていますが、飽きずに応援していただいて感謝しています。

 

インタビュー素材、写真提供:松竹ブロードキャスティング(株)

 

(c)2014-5 MBC

「ホームドラマチャンネル 韓流・時代劇・国内ドラマ」にて日本初放送!
嵐の女 全140話
日本初放送 ノーカット版 未DVD化 日本語字幕版 HD
10/29(木)スタート毎週(木・金)後3:15~4:30(2話連続)
※9/27(日)後10:00~11:20 第1+第2話特別先行放送

詳しくはHPへ:
http://www.homedrama-ch.com/special/arashinoonna
ヒョン・ウソンYouTube限定コメントはこちら:
https://youtu.be/vCOj21IPPFs

「ホームドラマチャンネル 韓流・時代劇・国内ドラマ」とは。。。?
韓国ドラマ、時代劇、国内ドラマの初放送や人気作品を毎日放送。
さらに、話題のK-POPや人気のバラエティ番組も日本初放送でゾクゾク登場!ご家族みんなで楽しめるドラマ専門チャンネルです。
こちらで視聴可能↓
【スカパー!】Ch.294
【スカパー!プレミアムサービス】Ch.661(HD)
【スカパー!プレミアムサービス光】Ch.661(HD)
【J:COM】555ch
【ひかりTV】Ch.420、Ch.460(HD)
【CATV】全国174局 ※2015年1月末現在