ホームドラマチャンネルで6月10日から台湾ドラマ「勇気を出してアイ・ラブ・ユー」が日本初放送が決定!主演をつとめるマイク・ハーのインタビューをお届けします。

—— ドラマ「勇気を出してアイ・ラブ・ユー」に出演を決めた理由を教えてください。
このドラマを引き受けたのは2014年、去年のことなんですが、2013年にその前の作品の撮影が終わった後、しばらくの間お休みしていたんです。ですから最初は時間(が空くこと)を考慮してのことでした。「勇気を出してアイ・ラブ・ユー」は、撮影後すぐに放送されて、2014年の6,7月にはすぐ放送されることになっていたので。最初に台本を見た時に、父親の役だけど、シングルファザーで、小さい頃から娘と一緒に支え合って生きてきた父親の役なんだなと思いました。僕にとっては新しい試みであり、挑戦になるなと。それで出演を決めたんです。
—— シー・ペイランはとても昔気質の男性ですが、ご自分との共通点や共感できる部分はありますか?
ペイランは頑固な男だと思うんですけど、直面した出来事に対して、やるべきだと思ったら絶対にやるというか、曖昧な部分がまったくない人間。僕自身も、必ず最後までやり通さなければならないとこだわる性格ですね。たとえば僕はバスケが大好きなのですが、いまでも仕事や何かのために趣味を諦めるということはないです。いつか本当にバスケができなくなる日がこない限り、やめることはないです。そういう部分が似ていると思います。
—— チェン・イージュンはかなり口の立つ生意気な女性ですが、彼女のような女性をどう思いますか?
生意気ではないと思いますよ。今の社会では、こういう自立した女性はたくさんいます。社会の中で自分の力で一生懸命頑張っている。だから自分に対して非常に自信を持っているんです。ただ、外から見たらとても強い女性だけれども、守ってくれる男性を必要としているのではないでしょうか。彼女の後ろで支えてくれる人を。僕たちはドラマの中で、お互いに敵のような形で知り合います。僕の凧が彼女の車の上に落ちて、そのせいで彼女は交通事故を起こしてしまう。でもお互いを知り合ううちに、だんだんイージュンという人を理解していく。そして友達から始まり、だんだんと、自分が追いかけていた理想の人物が生涯の伴侶になるとは限らないんじゃないか、と気づく。ずっとそばにいた友達が突然…そばにいることがすごくいいんだと気づいて、一生そばにいたい大切な人になるんです。
—— プライベートでは、こういう女性は好きですか?
プライベートでは……出会ってみないとわからないですね。でもやっぱり性格によると思います。好きになる可能性はあると思いますよ。もしプライベートでこういう女性に会ったら…たぶん僕自身の性格、僕は山羊座なんですけど、山羊座の性格からして……もちろん外見も見ますけど、やっぱり一緒にいて彼女の内面の美しさや魅力を重視するでしょうね。
—— アリス・クーさんとはとてもいいコンビだと思いましたが、共演した感想はいかがですか?
彼女とは初めて共演したんですが、最初にお会いした時、撮影がスタートした時にクールだけど実は面白い人だなと思いました。たぶん星座が一緒だから…彼女も山羊座だよね?(笑)。そう、同じ山羊座なので。最初に会ったときはみんなちょっと距離感を感じると思うんですが、同じ星座だからなのか、一緒にいていろいろ話をしていくうちに、彼女もなかなか子供っぽい人だとわかりました。時々子供っぽい考え方をするし、くだらない冗談を言ったりもする。だから彼女との共演はリラックスできたし、楽しかったです。それに親密なシーンを演じる時や、ラブシーンを演じる時には、先にみんなでお互いに話し合うんですが、そういう話し合いの時に感じるなんというか…パートナー、仲間という感じもよかったです。
—— この作品にはリン・メイシウさんやホァン・ヂョンクンさんなどベテランの共演者もいらっしゃいましたが、現場はどんな雰囲気だったのですか?
ホァン・ヂョンクンさんやリン・メイシウさんがいる時は、毎回すごく楽しい雰囲気でした。リン・メイシウさんはムードメーカーというか、彼女が作品の雰囲気を作ってくれるんです。彼女の演技は人の心に深く入り込みます。彼女が悪態をつく時、つまり彼女が自分にとって思いも寄らない話になると怒るわけですが、それがすごく面白いと思うんです。また娘役のアリスとのシーンではジーンとさせる。彼女の喜怒哀楽の演技はすばらしいと思います。共演すると勉強になることが多いですね。それと、僕がドラマの中で演じた役はクールな性格だったんですけど、彼女がその性格をからかってくるんです。だからリン・メイシウさんがいる時は楽しくて、彼女とのシーンでは、笑いをこらえている時もありました。


—— マイクさんがよくアドリブを入れるという報道もありましたが、実際にはどうだったのでしょうか?
時々ですよ。ドラマは台本どおりにやらないといけないですから。でも時々自分のアイディアを加えるというか…。たとえばあるシーンで上半身裸になるんですけど、アリスが「なにやってるの、どうしたの」と聞いてくる。その時に気分で「筋肉が男の一番いい服だって知ってるだろ?」みたいなセリフを入れてみたり。でもそんなにしょっちゅうじゃないです。自分の気持ちや考え方を加えたいときは、先に監督と話をして、監督のOKが出たらやります。それも時々です。
—— このドラマはピザ屋さんを舞台にした話ですが、こういう仕事をどう思いますか?
すばらしいと思いますよ。好きな料理があったとして、それを広めたいという夢を持つ。心を込めて作ったおいしい食べ物を世界中の人に食べてもらいたいという考え方はいいと思います。
—— 将来何か起業するとしたら、どんなお店がいいですか。
たぶんハンバーガーのお店にします。アメリカンハンバーガーショップ。自分が好きなので。もし機会があったら、自分でオリジナルのハンバーガーを開発して、チェーン店を展開したいです。自分でもハンバーガーを作れますよ。普段はあまりやらないですけど、今はキッチンに立って自分でも料理をします。だから自分好みのハンバーガーを作るチャンスがあるかもしれないと思ったんです。
—— このドラマのタイトルは「勇気を出してアイ・ラブ・ユー」ですが、マイクさん自身は愛情をちゃんと言葉で伝えるタイプですか?
正直言って自分の性格だと……なぜこのドラマが「勇気を出してアイ・ラブ・ユー」というタイトルなのかと言うと、みんな僕と一緒だからだと思うんです。みんな好きな人だったり、友達やお母さんにもなかなか直接伝えられないんじゃないかな。明らかに愛している相手でも、クールな態度を取ってしまったりする。だから僕が今思うのは、愛していると直接相手に言って、その時すぐに伝えるのは必要なことなんじゃないかと。僕自身も普段はあまり口に出せない人間なので。
—— このドラマに出てから変化は?
このドラマに出てからは、母に伝えるようになりました。以前は何もない時は言わない、たとえば母の日だったりお正月が来たら言うという感じでした。でも今は、たとえば母を怒らせてしまった時、わざと怒らせる気はなくてもそういう時はありますよね。でも時々、タイミングのいい時に「愛してるよ」と伝えれば、母は気分がいいし、自分の息子は優しいって思えるんですよ。
—— プロポーズのシーンはとてもロマンチックでしたが、ご自身がプロポーズするとしたら、どんなふうにしますか?
どんなふうに…?考えたことないです。ニュースで、海の中に潜ってプロポーズする人がいるというのは見たことがあって、チャンスがあったら試してみたいなと思ったりしますけど…。そんなちょっと変わった、ロマンチックなプロポーズに憧れたりもしますが、僕自身は実務的な人間で、プロポーズもその時の気分によってすると思います。たとえばある日その人と一緒にハンバーガーを食べている時とか、カフェに行った時、突然今日この人にプロポーズしたいと思ったらその場ですぐしてしまうと思います。だからどういう方法でプロポーズするか、今決めることは難しいですね。
—— どんな場所でもプロポーズはロマンチックですよね。
ええ。スカイダイビングでプロポーズするのも悪くない。でも相手もスカイダイビングしてくれないといけないし、もしかしたらビックリしすぎて心臓発作を起こしてしまうかもしれませんね(笑)。
—— デビューから11年経ちましたが、俳優としてどんなところが一番成長したと思いますか?
演技を始めたばかりの頃は、台本どおりに演じていました。ちょっとぎこちない感じだったと思います。ちょっと堅いというか。でも今は経験を積んでどうすればもっと良くなるか、もっと面白いシーンにできるかわかってきました。自分自身も大人になったと思います。昔はせっかちで、早く話を終わらせたいと思っていましたけど、今はゆっくりと役に必要な情緒を考えたり、研究するようになりました。


—— 他の俳優さんにはないご自身の魅力はどんなところだと思いますか?
僕だけの魅力ですか?わからないなぁ(笑)。やっぱり楽しい雰囲気で仕事をしたいというのはありますね。このドラマのミン・ジョンチョン監督は子供のような自由奔放な考え方を持っていて、現場の雰囲気やスタッフ同士の仕事をとても楽しいものにしてくれるんです。威張ったところがまったくない監督で、仕事は仕事、ジョークはジョーク。そういう雰囲気がいいなと思いましたね。
—— 趣味や休日の過ごし方は?最近オフではどんなことにハマっていますか?
ずっととにかくバスケが好きです。あとはジムに行って鍛えることですね。夏は水泳もするし、寒い時はジョギング。あとはバイクの運転、そんなところです。夏は外で太陽の光を浴びながら泳ぐのも好きです。
バスケが好きなので、友達が僕にくれたあだ名が「球笑痴(ボールバカ)」(笑)。昔「賭神(ゴッド・ギャンブラー)」の中に「仇笑痴」というのが出て来たので、僕は「球笑痴」だって。仕事で疲れていても、遅くなってもバスケはできるんです。以前、桃園での撮影が夕方5時に終わった時も、バスケのために急いで台北に戻って来ました。朝5時から午後5時まで撮影して疲れているのにバスケのために急いだんです。だから「球笑痴」なんですよ(笑)。
—— 今後どんな役に挑戦したいですか?
外見的な美しさは必要ないというか、すごくカッコいいという役ではなくて、ちょっと退廃的な、落ちぶれたような役がやりたいです。あとはアクションをやりたい。警察ものとか、悪役もいいですね。いつでも準備はできていて、いい台本と合う役を待っているという感じです。
—— 「勇気を出してアイ・ラブ・ユー」が日本で放送されます。感想を聞かせてください。
いつも日本で出演作が放送される時はとても嬉しいし楽しみです。日本のファンの方たちには申し訳ないと思っています。というのもファンの方たちは僕が頻繁に日本にいってプロモーション活動をするのを望んでくれていると思うので…。ドラマが日本で放送されることで、日本のファンの方々にお会いすることができます。もっとたくさんの時間日本に行って、ファンの方たちに会いしたいと思っています。
—— 日本のファンの方々に向けて、このドラマの見どころを教えてください。
「勇気を出してアイ・ラブ・ユー」は本当に面白い作品で、とても身近な日常を描いています。僕が演じるのはピザ店を展開したいと思っているピザ職人で、愛する娘と一緒に支え合って暮らしています。幸せに仕事をして娘にいい教育や環境を与えてあげたいと思っている父親の役です。そうした暮らしの中でヒロインに出会い、最初は敵対しあっていたのが、友達になり、また彼女はピザの弟子にもなります。そしてだんだんと、本当に好きなのは必ずしも頭の中で求めていたような人ではなく、身近に現れて、友達として長い間そばにいた人こそが生涯の伴侶だと気づきます。このドラマは、愛に対する新しい見方、考え方を展開していると思います。日本のみなさんにも気に入っていただいて、みなさんにお会いできることを願っています。
—— 今後の活動予定を教えてください。
「星厨駕到2」の撮影が終わったところです。この番組で僕の料理の腕はものすごく進歩しました。今では6~7種類の料理を作ることができます。普段家ではめったに料理をしないんですが、今はお昼に起きたら母が僕の助手になって、僕の隣で「次は何を準備するの?」と聞いてきます。この変化は自分でも楽しいです。今後撮影の時などどこへ行っても自分の好きな料理をみんなに披露できますよね。今の具体的な予定はそれです。その後は、いろいろな映画の脚本をいただいているので、自分がすごく気に入った役で映画に出演したいですね。
—— 最後に日本のファンのみなさんにメッセージをお願いします。
日本のみなさんこんにちは、マイク・ハーです。久しぶりに日本で僕の作品が放送されます。「勇気を出してアイ・ラブ・ユー」はまもなく日本で初放送スタートです。みなさんが気に入ってくれることを期待しています。早くみなさんにお会いしたいです。引き続き応援よろしくお願いします。

写真提供:松竹ブロードキャスティング

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「勇気を出してアイ・ラブ・ユー」(全25話)
[日本初放送][未DVD化][日本語字幕版][HD]
マイク・ハー主演の最新作!
シングルファザーとアラサー女子の恋を描いたラブ・コメディ!
6/10(水)スタート!
毎週(水)深1:15~2:15 他
ピザ店を経営するシー・ペイランは、かわいい一人娘を溺愛するシングルファザー。ある日、娘と2人でタコ揚げをしていると、タコの糸が切れてチェン・イージュンの運転する車のフロントガラスに落ちてしまう。それが原因で車は坂道を暴走。車中のワインも割れてしまうのだが、それはユーチェンが会社から預かっていた大事な高級ワインだった。
詳しくはHPへ:http://www.homedrama-ch.com/

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