「ショッピング王ルイ」ルイ役 ソ・イングク インタビュー

10月23日はソ・イングクの誕生日!
誕生日を記念してインタビューが到着!

ルイを子犬みたいに演じたいと思いました

― 主人公ルイはどのような人物ですか。また、ご本人と似ているところや違うところなどについても教えてください。
ルイは、祖母にかわいがられて育った温室育ちのお坊ちゃまで、世間知らずな男です。ひたすらショッピングをして過ごしていましたが、ある事件に巻き込まれて、記憶喪失になります。そんなときにボクシルという女性と出会って、世の中や実社会のことを知っていきます。また、ルイはたくさんの事件に巻き込まれるのですが、ルイならではのユニークな視点やちょっと不思議な発想でそれらの事件を解決していきます。このドラマは、記憶喪失だったルイが記憶を取り戻していく過程が描かれる物語でもあり、ルイという男の成長物語でもあります。

― ルイにはいろいろなあだ名があります。例えば“子犬”とか。そういうあだ名などをヒントに表情などを作っていると聞きました。
制作発表の時に「僕は子犬になりたい」と言いました。子犬みたいなルイを演じたいと思ったんです。子犬のように愛嬌があり、飼い主や周りの人によく懐き、いつもご機嫌で愛嬌を振りまく。ときどきご機嫌斜めでそれを顔に出すこともあったりするけど、そういう原始的な、本能のままに生きている人物だと思ったので、子犬みたいに演じたいと思いました。

― 第1話で、ルイが贅沢な暮らしをしている様子が描かれていました。その撮影のためにフランスでロケをされたそうですね。
ソロケを行ったのは数百年もの歴史を持つ城で、夢のような空間でした。パリには初めて行ったんですが、城を見るのも初めてで、隅から隅までつい見入ってしまいました。写真もたくさん撮ったんですよ! そんな場所が自分の家という設定は面白かったですね。椅子や絵画など、全てが城と共に歴史を刻んできた物ですから、インテリアや小物を触る時は壊れないよう丁寧に扱うように気を付けました。お城の独特な雰囲気に浸りながらの撮影は、本当に楽しかったです。

― 全身に湿布を貼って走るシーンが話題になりましたが、撮影はいかがでしたか?
まず、撮影スタッフに感謝の言葉を言いたいと思います。スタッフが本当にいろいろと気遣ってくれたんです。実際に湿布を貼って撮影をした時は、何と言うか、スースーして気持ち悪かったんですが、そのことに気づいたスタッフが湿布のように見えるシートを作ってくれました。ほかにも、海岸での撮影の時も、とても寒い季節だったので、大きなたらいを用意してお湯を運んできてくれたんです。寒さを感じることなく撮影に集中できましたし、心まで温まりました。今一度、スタッフの皆さんにお礼を申し上げたいですね。

― ボクシルを演じたナム・ジヒョンさんとの共演はいかがでしたか? 記憶に残るシーンは?
ナム・ジヒョンさんがかなりリードしてくれたので、ありがたかったですね。最初の撮影の時からジヒョンさんが僕に心を開いてくれたおかげで、どんなに大変なシーンでもお互いを思いやって演じていたように思えます。彼女が気遣ってくれるので、僕も彼女がどうしたら楽に演じられるかを常に考えるようになりました。ジヒョンさんとは息がぴったり合っていたと断言できます。記憶に残るシーンはたくさんありますね。キスシーンも出会いのシーンも、それから僕のためにケンカした挙句、お金をなくしてしまうシーンもそうですね。そういうシーンを撮るたびに、この女優さんと共演できて光栄だと思いました。僕の考えなのですが、俳優1人だけの力で引っ張っていくのではなく、それぞれのシーンが他のシーンに影響を与えながらハーモニーを醸し出していくのがドラマの醍醐味だと思っています。

― 最後に日本の視聴者へのメッセージとドラマの紹介をお願いします。
「ショッピング王ルイ」はオアシスのようなドラマです。日常生活や仕事などでストレスを感じた時にご覧になると気分もスッキリするんじゃないかと思います。皆さんがこのドラマを楽しんで頂き、ルイやボクシルを応援して頂ければうれしいです。どうぞよろしくお願いいたします。

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販売元:TCエンタテインメント
(c) 2016 MBC
【予告編】https://www.youtube.com/watch?v=1P8LMiHB6c8&feature=youtu.be